2019年入社
研究開発部
基盤研究グループ
Interview
２０１９年の４月に入社して、研究開発部の基盤研究グループで働いています。 基盤研究グループでは、油がどんな機能や性質を持っているかを研究し、机上の理論だけでなく、どうやったら理想としている油を作れるかを技術開発しています。
同じ部内の商品開発グループとも業務において密接に連携しているので、美味しさや機能性を持った付加価値のある製品の開発に携わることもあります。
他部署と比べても女性が多く、報告や相談にも先輩や上司の方々が丁寧に対応して下さるので、とても働きやすい部署だと感じています。 いま、すごく楽しんで仕事ができています！
油の中に入っている成分を測定することや、試作品の分析と評価業務が中心です。油の中には様々な物質が含まれていて、よく測定するものの一つが油の物性に関わる油脂の脂肪酸組成ですね。
通常業務とは別に、新規商品の開発チームにも所属していて、その試作やデータとりを担当しています。内容については、まだ企業秘密なのですが(笑)、こちらのチームでは商品開発グループのメンバーと連携して、サンプルを使っての調理や試食評価なども行っています。
学生時代とは異なり、私が分析した数値が製品の製造と出荷に反映されるので、数字に責任をもって分析しなければならないと感じています。一つ一つの分析を確実に行うことを大切にしていて、常に分析法の改善にも取り組んでいます。プレッシャーはあるのですが、やりがいでもあります。
他には工場での製造技術に関わる研究を行うこともあるのですが、工場での数十トン単位の製造を実験室でいかに再現するかが難しいです。工場の製造を模したフラスコが実験室にあるのですが、いままで見たこともない構造をしていたので、初めて使用した時はとても驚きました。
学生のころには油脂の研究もしていたので、学んでいたことが活かせる分野の会社を探していました。入社する前はどんな製品を取り扱っているのか詳しく知らなかったのですが、入社後にはすごくたくさんの製品の開発に携わっているしっかりした会社だと再認識しました。
会社説明会でも感じましたが、気さくな雰囲気で、落ち着いた穏やかな方が多い会社です。最寄り駅から会社のバスで通勤しているのですが、他部署にいる同期と一緒のバスになることもあって、車内では色んなことを喋っています。
